この二体は当然WF2013冬へ向けての新作なんですが(追記/間に合いませんでした(汗))、正直モチーフの選定にはかなり迷いました。最近は『万葉さま→花梨ちゃん』と同人作家さんのキャラを造形してきたので、この流れで行くべきかどうか、続けるならどのキャラを作るのかで、かなり悩んでたんです。でもタイミング的にWFに間に合うかどうかビミョーな時期になってしまったため、結局人様に迷惑をかけないですむマイキャラでいくことにしました。実際アリア＆アルの最新バージョンを作りたいという願望はず〜っと持っていたし、この中華メイド服もフィギュア化を前提としてデザインして、2〜3年前に出来ていた物なので、満を持しての登場といった感じですw。
で、とりあえずポーズは↑こんな感じに。
モップとお盆という二大メイドアイテムwをそれぞれ持たせてみました。万葉や花梨は初心者には難易度が高いキットになってしまった反省があるので、今度はなるべく作りやすくなるようにポーズにも気を遣ったつもりです。ひょっとするとより作りやすくするために、ポーズや服のデザインに変更が出るかもしれませんが…(こういう自由さがオリキャラのいいところ♪)。
モノがモノなのでWFに間に合うかは結構ビミョーなんですが…、ケモナー諸氏は刮目して待たれよッ!!
背景にあるのは、作るフィギュアの直立状態の原寸スケッチ。これと照らし合わせながらバランスを調整していきます。でも最初から細かなボリューム調整が出来るわけではないので、実際にはかなりテキトーです(笑)。
芯の状態から一気に進化してたゆんたゆんになってますが、もちろん簡単にここまでたどり着いたわけではありません。大胆に切断して手足の長さを調整したり、ポーズを何度も直したり、盛っては削りの繰り返しで、ようやくここまで来ました(時間がかかったのは単にサボッてたからなんですがw)。使っているのはWAVEのエポキシパテ軽量タイプ。硬化が早くて削りやすいので、大きめのフィギュアを作るにはオススメの素材です。
このフィギュアの場合、胴体部分は服で隠れてしまうため仕上げは粗めに。手足はラインが出るので、ヤスリがけをしつつ丁寧に仕上げています。手に持つアイテムも後回しにせず、この時点で用意しておくことが重要。あとで付け足すと、案外うまく合わなかったりするものですよ。これで基本形はほぼ出来たので、そろそろ髪の毛や服の造形に入ります。
以前のポーズをなるべく生かして、下半身を中心に必要最低限の部分を切り離して調整。正直言って以前のポーズも、ちょっと『イマイチかな〜？』という気持ちがあったので、直して正解だったように思います。シルエットが逆三角形になって躍動感が出たと思うんですが、どうでしょう？
ど〜にか、アルの部品が全部出そろいました！ 湯のみは２セット付属の予定。台座は写真とは別の物が付属の予定。このあと捨てサフを塗ってから磨き、細かいディティールを追加していきます。完成まで、もう少し…!!
え、お姉さん？ え、え〜と…(滝汗)。
今回は眼球可動をあきらめ、ドールアイを固定する台座が付属するので、ドールアイさえ用意すれば簡単に視線を決める事ができます。もちろん完成後に通常眼球と入れ替える事も出来ますよ〜♪
あ、首の可動も分割の関係で省略しました(苦笑)。
さて、あとはお姉ちゃんだ…。
