ガシャポンサイズ おジャ魔女どれみ 製作編

どれみ1 うをーッ! ついに来たー!! 伊藤霊一の『Making』第二段ーッ!! つーこって今度はどれみ達おジャ魔女ズの製作過程を解説します。

まずは左の写真を御覧あれ…ってもうここまで出来てるのかよ!(←三村)

すいません、また写真撮ってませんでした(泣)。製作に夢中になってるとついつい撮るのを忘れちゃうんですよねー。とゆーワケでそのヘンのフォローは次の欄で。

その他1
あいこ、はづき、ももこ、おんぷの途中写真です…ってコワッ!! どれみキャラってかなり人型を外れたプロポーションをしているので、ハダカにするとすげーアヴァンギャルドな感じに(苦笑)。

材料はウェーブのミリプット。頭部や胴体などの大きな部分にはレジンブロックが芯として入っていますが、手足はパテを棒状に丸めただけのモノ。これを細い針金(家電のコードをたばねているビニール線のビニールをむいた物。柔らかくて使いやすい。)でつないでポーズをつけ、スキ間をパテで埋めていきます。とにかく最初はあまり細かく考えずに、さっさと形を出してしまう事が大切。叩き台がないとプロポーションがどうとかいう話もできないわけですし。変だったらそのつど直せばよろしい。実際はづきちゃんやももちゃんの足の付け根には切断のアトが…。


どれみ2 かなり進んで安心して見られるルックスになって来ました(笑)。手にはナニやらコト○キヤっぽいモノを持っていますが、気にしないよーに。

右の写真はポロンの原型。パイプ部はタミヤの3mmプラパイプですが、それ以外は主にレジンからの削り出し。旋盤が大活躍しました。先端の透明な球体はイエローサブマリンの関節技のボールジョイントを使用。本来の使い方とは違いますが、サイズがピッタリなので問題なし。探せば使える物はあるモンです。

その他2 他の四人。

この時点でほぼパーツ割りも終了しています。手足を切断するには糸ノコが便利(ヤバイ文面…)。安物ではなく、指輪などの金属加工に使う高級品を用意すると、芯の針金も一緒に切断できます。サクサク切れて気持ちイイよー♪ 複雑な曲線切りも楽々だ!

前髪には針金を芯に埋め込んであり、補強としています。特にももちゃんは必須! もみあげ(?)細いからねー。肩の飾りやスカートはグリスを塗った上にパテを盛りつけて、硬化後はずすという定番の技法。グリスはあとで古ハブラシと台所洗剤で洗い流す事。

おんぷちゃんはこの時点では、見ての通りあまり似てなかったので(今でも?)、目を大きくするなどして修正しました。


どれみ3 わーっ、いきなり完成! もちろんこの間には表面仕上げという地獄の道があるのだよ(泣)。ところでサフ状態の原型ってかっちょいいよねー♪ ある意味塗装した物よりかっちょいいと思うんですが、どうか?

右側はかぼちゃぱんつの造型。モデルはあいちゃんです(愛)。このテの服装にはぴたっとしたパンツより、こっちの方が似合うと思ってやってみました。

その他3 他の四人。

各キャラの顔の作り分けには苦労しました。最近の馬越氏の絵だとみんな画一化されちゃっててつまらないので(カワイイけど…)、無印当時の設定画を参考に製作。どれみちゃんを基本として、はづきちゃんはややタレ目に、逆にあいちゃんはややツリ目に。おんぷちゃんは半笑い、ももちゃんは目を六角形ぎみに。顔の輪郭もおんぷちゃんとももちゃんはツルリと丸いので、それを再現するよう心掛けました。

ポーズも各キャラの性格を反映して、なおかつ並べた時絵になるように工夫しました。特におんぷちゃんはこのころはまだ悪いコなので、肩の飾りも閉じぎみにしてダークな雰囲気に(バットマンとか?)。左手のお守りもポインツですな。

写真はないですがおまけのコワレ顔は、フツーの顔を複製して改造した物。DVDを何度もチェックして、なるべくポーズと破綻しない表情を選んだつもりです。

…ってなワケで完成しました。みなさんの印象はどうですか?

完成画像はコチラ!⇒Galleryボタン
Backボタン