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1/48 レイズナー 製作編

05’3/26
レイズナー図面
またまた始まりますメイキングコーナー♪ 初のメカ編はマイベストロボアニメのひとつ『蒼き流星SPTレイズナー』から主役機の『レイズナー』です。今度も一応リアルタイム更新ですが、あまり気張らずにまったり行きたいと思います。もちろんこのレイズナーは次回の『WF2005夏』にて販売を予定していますので、お楽しみに!

まずはこの図面についてですが、レイズナーの場合あまりにも有名な側面図があるので、これを基準に作図しました。ただそのままでは人が乗るには頭部が小さいので、10%ほど拡大しています。こーゆー事がちょちょいとできるのが、デジタルのいいトコですな。ディティールについては、間を持たせるべく順次追加していくつもりです。キットの仕様ですが、私の原型なのでフル可動を期待する人もいるでしょうが、今回は固定でいきます。これは部品数を抑えて、価格の高沸を防ぐためなのでお許しを。でもフル可動に改造できるだけの遊びは設けておくつもりです。あとはV-MAXハッチをどうするかですな…。やっぱ欲しい…よね(笑)?

頭部と胸部
…で、いきなりココまで出来てます(笑)。実は作り始めたのは半年前なんですが、なにかと忙しくてズ〜ッと手付かずで、この状態でほったらかしだったのでした。材質は私には珍しいポリパテ(ドロドロ)。少し残っていたモノが劣化してきたので、使い切ってしまおうと思いこうなりました。
キャノピーの作り方
写真を撮ってなかったので、キャノピーの作り方を図で説明します(頭部と胸部も基本的には同じ)。まず図面を写して厚紙を切り出し、ゲージを作ります。この時、キャノピー側面図はポリパテの厚み分小さくしておくのがポインツ。そして油粘土でひと回り小さな形を作り、ポリパテを盛り付けて削り出していくワケです。ラフな形が出来たら粘土と厚紙を外し、洗剤で洗って仕上げ!
仮組み 軽くのっけてみました。んー、まさにレイズナー(笑)。

レイズナーのプロポーションについては頭の大きな設定版と、小さな劇中版に大別されますが、今回は見ての通り設定版です。通常ロボットのプロポーションというのは、小顔で足長にするとカッコよくなり、一般的にもよく使われているバランスなのですが、逆にいえばそうすればカッコよくなるという、安直な方法でもあります。常々レイズナーを始めとするSPTの魅力は、その黄金率をあえて外しているところにあると思っていたので、こういうバランスになりました。でもカッコいいでしょ?

レジンブロック1 ではここで私のロボスクラッチの常套手段をご紹介♪

私はメカを作る時には主にレジンブロックを使います(こればっか(笑))。普段から複製の時に湯口として5mm角棒を使うのはこのためで、瞬着で組み合わせて必要な大きさにしやすい様にしているワケです。本来捨ててしまう物なので、実質材料費はタダ(笑)。ゴミが減って環境にも優しいしネ♪ めざせ、愛・地球モデラー(笑)。

まずはレジン棒の表面を80番のペーパーで削って、平面出し&離型剤落としをします。なおこのレジン棒は湯口の時にプラ棒二本を貼り合わせておいたもの。

レジンブロック2 必要な数を瞬着で貼り付けます。この接合面は部品を左右対称に削り出す際の目安になるので(方眼紙みたいなモノ)、なるべく水平垂直をキッチリと! 幅の調整のため手前側には別に作った薄いレジン板を貼っています。

なおこのレジンが黒いのは、るくを抜いた時のモノだから(笑)。白よりディティールが見やすいので重宝です。

レジンブロック3 カッターや80番ペーパーで大ざっぱに削り出します。この時重要なのは、一気に形にしようとせずに、まずは水平垂直をキッチリ出した形にする事! カタマリからの削り出しはプラ板工作と違って、面の関係がいい加減になりやすいので、注意が必要です。これは材料がポリパテやエポパテでも同じ事。その際スコヤ(写真左)やノギス(写真右)といった道具が不可欠となります。
レジンブロック4 んで、カドを落として下腕部の原型完成♪ 実際には全身のパーツがそろってからバランスの再調整を行うので、あくまで暫定的なモノです。ですから『少し大きいかな〜?』というあたりでやめておくのがコツ。削るのは後でいくらでもできるからねェ。

この方法の欠点は合わせ目が多くなってしまう事。表面処理した後、合わせ目が浮き出てくる事もあるので注意。それに瞬着の層がレジンに比べて硬いので、削りにくい場合があるかもしれません。


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平面削り込み 平面を削り込もうとした場合(例えば5mm板を3mmにしたい場合など)そのままヤスリを当てても、接触面積が広すぎてうまく削れません。

こーゆー場合はまず彫刻刀で表面を洗濯板状に削り込んでおくとよいです。こうするとヤスリとの接触面が減るので、削りやすくなるワケ。いろいろ試した結果、彫刻刀は幅広の丸刀が使いやすいですな。

マジック塗り レジンブロックを張り合わせる前に接着面にマジックを塗っておくと、より明確な基準線にする事が出来ます。左右対称を出す際のセンターラインとして有効。

写真では接着面の半分にしかマジックを塗ってませんが、これはインクがジャマをして接着力が落ちる事を危惧したためなんですが、マジックインクは瞬着とよくなじむので、全面に塗ってもあまり問題ない様です。

センターライン …で、そうやってセンターを書いたブロックを削り出したもの。なんかジャムサンドっぽいですな(笑)。見ての通り左右対称がキッチリ出せます。

ただし上に塗料を重ねるとインクがにじみだしてくる可能性があるので、このまま完成品にしたい場合は注意が必要!

胸部裏 胸ブロックは下面の厚味が足りなかったのでミリプットを盛り付けます。本来ひとつのパーツを別種のパテで成型するべきではないんですが(接合面からはがれやすくなる)、このポリパテは硬化したのが半年前(笑)なので油が抜けきっており、収縮の心配もないので大丈夫と判断しました。ミリプットも硬化後は硬度・切削性ともポリパテに近いので、問題ないハズです。あ、中がカラッポなのは図(2)の方法で成型したためです。
全身仮組み とりあえず今ある全てのパーツを組んでみました。うひょ〜、カッチョイイ〜ん♪ 足首が色の関係でむやみにダ○ラムっぽいですが(笑)。ここまでくればもはや出来たも同然ッ!! これで版権申請しちゃおうか?(←ムリ)

頭頂高20cmですがガンダムなんかと比べてコロっとした体形のためか、結構ボリュームがありますね。こりゃシリコーン型は結構でかくなりそうだなァ。しかし関節の事考えなくていいもんだから、作業が早いねェ。こうやってバリバリパーツを作ってる時が、一番楽しいね♪ 2Dを3Dに置き換え、宇宙唯一の部品を創り出す、まさに神の御技!! 我こそ創造主ッ!! フルスクラッチの醍醐味ですなァ(喜)。


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キャノピー原型 さて今回は頭部キャノピーの修正おば。当初キャノピーはこのポリパテを原型に塩ビ板を絞るつもりだったんですが、クリアーレジンで複製する事に変更したので、ひと回り大きくします。縦に割って1.2mm幅増ししエポパテでライン修正。ところでこういう曲面の曲率を、きっちり左右対称に仕上げるのって、結構大変ですよね。そこでおいらが考えたのが…。
シャドウゲージ法
じゃーん! その名も『シャドウゲージ法』!!(←今命名) 表面にまっすぐな棒状の影(この場合筆の軸)を落とし、その線のゆがみ具合で表面の起伏をつかみ取る方法です。つまり地図にある等高線を引くのと同じですな。右の写真の中心線を基準に、左右で影のカーブが異なるのが分かりますか?(もっと分かりやすい例にすりゃよかったなァ←泣) コツは光源に対して部品と棒を平行・垂直にすること。この方法だと例えばフィギュアの顔の起伏が、ちゃんと左右対称なのかどうかも判断することが出来ます。
ノギス
さてキャノピーは厚さを平均的に仕上げたいワケですが、ふちの厚味はノギスで計れるとして、それ以外の中心付近はどうしましょ? そんなとき便利なのがコレ! 歯科技巧用の器具で名称不明ですが、要は挟んだ物の厚さが目盛りに表れる仕掛け。たとえばバーニャ状の部品の底の厚さ等、ノギスでは計測不可能な形状にも対応するスグレモノです。ちなみにこの厚さは0.4mmですな。技工士をしている我が実弟から譲り受けたので、入手しづらいかも(←つまり道具自慢かコレ?)。
上半身仮組み で、組んでみたところ。ぎゃー、カッチョイイ〜♪ 襟は下地にグリスを塗っておいてからエポパテで作り、硬化後はがして整形する定番工作。襟とのつながりで胸部上面もちまちま修正してます。

首はレジンブロック削り出しで、ダクトはプラ板製。耳は仕事で作っていた原型用に用意していたパーツだったんですが、大きく作り過ぎてボツになっちゃったモノを再使用。捨てる神あれば拾う神あり。ラッキー♪

他の部位ももっと進んでるんですが、今回はココまで!


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サイドスカート 腰のサイドスカートの製作です。

大腿部を取り付けてグリスをたっぷり塗っておき、板状にのばしたエポパテ(ミリプット)を盛り付けます。硬化したらはがして整形するワケですが、レイズナーのスカートって前後左右がつながって、キレイな曲線を描いているのでけっこう大変。左右鏡面対称なので複製もできないし…(泣)。ピグザ・モデラみたいなデジタル機器があれば片方作っておいて反転といった事も出来るんですが、ビンボーモデラーの私にはとてもそんな物買えないので、頼れるのはおのれの勘だけ。とにかく左右のパーツをしょっちゅう突き合わせて比較し、ノギスで計りまくって盛り削りの繰り返しあるのみです!

サイドスカート原型
で、努力と根性で削り出したのがコレ。けっこーいい線いってると思うんですが、どーでしょ?
プラ板へのトレス
ここらでちょっち図面の形をプラ板に写し取る方法を紹介。まず図面の裏を柔らかい芯の鉛筆(写真はBのシャーペン)でなぞります。裏にプラ板を当てて光に透かしながらやるとやりやすいです(なお写真の図面の裏にはマンガ(Dr.ス○ンプ)が描かれていますが、気にしない様に←笑)。そして図面をプラ板の上に乗せ(プラ板はザラザラ面を上に)、芯を引っ込めたシャーペンでなぞってやると、見事にプラ板に図面の形を写す事ができます。やや不正確な方法ですが、図面が一枚ですむので便利。図面のコピーが用意できるなら、切り取ってプラ板に貼付ける方法が確実です。
バーニャブーム
そうやって切り出したプラ板で作った、バックパックのバーニャブームです。中央の蛇腹部はエバーグリーン製プラ板を使って製作。正確なピッチのスジ彫りが魅力です。ノズルの黒い部分はシャーペンの芯を並べて接着し、複製した物。デビュー当時から使ってますが、イイですよ〜コレ♪ そして何かファンシーな雰囲気の赤い玉は、100円ショップで見つけたアクセサリー。ゴムひも付きで髪に結ぶアレです。色々サイズがあったので、今後のためもあって複数購入しました。え? 買うのがハズかしいって? そんなコト言ってちゃヲタクはやってられんのよ(笑)!

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胸周り 胸周り。

肩の円筒はレジンの削り出し。こーゆー時には旋盤が役に立ちますなァ。ダクトはプラ板の組み合わせ。そのフチは2mmプラ板からの削り出しですが、製品化する時の分割に悩みます。フチを別パーツにした方が塗装に便利だけど、部品数は減らしたいし…。う〜ん。

腕 腕。

黒い部分がレジンで、白いのがプラ材です。単純な形なので楽勝ですね♪ ナックルショットにちょっちアレンジ入ってます。ですがどうもバランス的に長すぎ&太すぎの様なので、今後修正する予定。ま、それを見越してデカく作ってあったワケですけど。


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バックパック ところで↑この日付けですが、あくまでも画像を更新した日であって、写真を撮影した日とは必ずしも一致していません。現在ではもう少し作業は進んでいますのでご安心を(笑)。

さてバックパックです。上段はプラ板組み、下段はレジンの板です。形状は単純なので問題無さそうですが、図面の通りに組むと思ったより横幅が広くなる事が判明。今後妥協点を探す予定です。

コクピット試乗 エイジ君搭乗〜……ってウソです。試しに1/48FA-18のパイロットに試乗してもらいました。

おぉ、ナンかいい感じですねェ♪ しかし頭部は設定画よりも大きく作ったにも関わらず、人ひとりギリギリのスペースしかありません。設定画ではけっこう余裕ありそうなんですが(笑)。ま、こーゆー部分はスカスカよりも、ミッチリつまっていた方が精密感が出てイイんですけどネ。

全身仮組み2 ここまでのパーツを組んでみました。

ん〜、やっぱし腕が長すぎですね。それに写真11で胸の厚味を増しましたが、かえって鈍重な感じになっちゃった様な…(泣)。足も膝から下が太すぎる様です。図面と比べると正しいんですが、劇中で空を軽快に舞踊るSPTがこれではいけません! 修正せねば。

図面も大事ですが、やはり立体になった時のイメージを優先すべきだと思いますので、この辺はアレンジです。


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頭部原型
頭部はこんなカンジに。レイズナー最大のチャームポイントだけに、ここが出来てくるとグッとそれらしくなりますね(喜)。シートは相変わらずレジンブロックからの削り出し。設定画のままではうまく収まらないので(特に足元)、どうゴマ化すかが腕の見せ所(笑)!
コクピット試乗2 組み合わせた図。パイロットは相変わらず地球人です(笑)。御覧の通りの密度で、設定画の様な余裕はどこにもありません(泣)。こりゃ可動を仕込もうと思うと大変な事になりそうだなァ。無可動で正解?

なお左右コンソール部は別パーツとして作っているので分解できます。

キャノピーゆがみ キャノピーを割ってみると、写真では分かりにくいんですが矢印の方向に歪んでいる事が発覚。写真14でエラそーな事書いといてこのていたらく…。とーちゃん情けなくって涙出てくらァ!(←はっちゃく)

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バックパック2 その後のバックパック。

写真23では少し幅広だったので、いくらか幅詰め。スラスター部のフチは複製のためにある程度の厚味が必要なんですが、下品にゴーンと厚くするのではなく、面を斜めにとったりして不自然さをなくす工夫が必要。

最下部の半球は、以前別の原型用に作ってボツになったエポパテ玉。何でも捨てずに取っておくとイイ事があります(笑)。

目を分割 とりあえず目の部分を分割。目の裏側はコンソールになるワケなので、この部品はクリアー成型しようかと思います。気泡が心配ですが、ま、なんとかなるでしょう♪

頭部の分割はまだ思案中。成型時の歪みを考えるとこのまま抜きたいトコだけど…どーしよ??

エイジ原型 エイヂ君が出来てきました。100%ミリプットです。かなり削り込んだつもりなんですが、写真で見るとまだ太いですねー。うーん不思議。

見ての通りつま先がレイズナーのアゴの裏まできて、かなりキツキツの状態です。レイズナーの顔を左右に振ろうと思うと、シートのレッグレストの横にあるスキマ分しか動かないんですよね(泣)。もっと動かすにはエイヂの膝下を切るしかないかなァ。無可動でよかった(笑)。


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肩蛇腹
なんか日付けを見るとすでにWFが過ぎてますが、気にしないよーに(苦笑)。レイズナーでネックになるのが蛇腹状の関節部分。肩関節については腕を横に上げた時、自然に見える様にゆるやかに上にカーブさせています。リング状に切ったプラパイプを斜めに削って貼り合わせていくワケですな。実際はこのカーブした部分は肩ブロックの中に入ってしまって見えないんですが、まァ可動に改造する人のためのサービスですな(えらいなァ、俺)。
スネ原型 スネ内側。ミサイルを外すと三つの丸いモールドがあるんですが、スネは中央ブロックをはさんで左右ブロックを入れ替える事で右足・左足に対応させるので、丸モールドも前後に付ける必要があります。どうやって再現するか悩んだ末、一段削り込んでプラ板で作ったモールドをハメ込みました。

足首・膝は若干可動しますがポーズ付けのためではなく、立たせた時のバランスを取りやすくするためのモノです。

榴弾発射器 オマケの榴弾発射器(笑)。作るかどうか最後まで悩んだんですが、スケジュールに若干余裕がありそうだったので、一日で形にしました。設定画のみ存在し、本編には未登場のメカです。あ、PSゲーム『新スーパーロボット大戦』には出てたなァ(懐)。
〜追伸〜 この榴弾発射器ですが、ず〜っとアニメ未登場だと思ってたんですが…なんと!第33話『死鬼隊の挑戦』でガッシュランが装備している事が判明!!(火炎放射器もエルダールが使っています) レイズナーの塗装中『これはどんな色で塗ろうかなァ…』と考えていて、夕食中にたまたまDVDを見ていたら偶然発見! まさに「神キター!!」な瞬間でした。モケイの神様っているんだなァ…(祈)。
原型完成
とーとつですが、一気に原型完成〜(早ッ!!)。すんません、とにかく急いでたので、この間の途中写真はほとんどないんですね〜。放熱ハッチも全て開けたですよ! 内部メカは設定からはほとんど分からないので、かなりの部分が創作ですが。透明パーツは先行して知人に機械成型してもらったので、気泡のないキレイなパーツが出来ました♪ 感謝感謝です。で、なんとかWF2005夏に間に合いましたとさ。

でも実際こうして組んでみると、バランス取りに不満が出てきたのも事実。もし再販するなら修正したいトコですが…どおしよう? ま、まだつづくのか?メイキングofレイズナーッ!?


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関節工作
まだつづくぞー(笑)! このキットは固定モデルなので、関節を仕込んでみました。もともと可動改造を前提とした構造になっているので、作業自体は難しくないハズです。フルアクションと言うほどではないですが、ガンプラ並みには動くぞ!。買ってくれた人は参考にしてみて下さい。ポイントは肩関節かな?
完成画像はコチラ!⇒Galleryボタン
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